波のまにまにの新着ブログ記事

  • 重たい毎日だけど

    重たい毎日だけど 先読みすることなく 振り返ることもなく 今ここだけを生きたい 一寸先はやみだらけ 一寸前は泥まみれ 身動きならない日常だけど 今ここだけを生きたい 目の前の一人の人に 目の前の一つのものに 目の前の一つの出来事に 今ここだけを生きたい 重たい毎日だけど

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  • 解任

    え?解任? いいじゃないか お互い好きなことを言って 世間の声などもろともせず 自分の信念を貫く生き方は むしろ気持ちいいよ 忖度ばかりして へらへら笑っているよりは よほどいいよ ねえ、あなたのことだよ そこのあなた…

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  • 屈辱の汚泥

    屈辱の汚泥の中はぬるま湯で 並みの決意だけでは抜け出せないよ 屈辱の汚泥の歯車を逆回転に走るなど 幾度も試みたように愚の骨頂だ 力を抜け、笑え、踊れ、歌え そして、屈辱の汚泥の歯車から弾き飛ばされよ  もうすぐ春なのだから…

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  • 当たり前

    彼はいう 当たり前に目覚めて 当たり前に朝食をとって 当たり前に働いて 当たり前に帰宅して 当たり前に夕食を味わって 当たり前に眠りにつく 彼はいう これが一番 当たり前が幸せなんだ…と うーん そうかな 当たり前じゃいやだよ…と 言い返せない悔しさ 当たり前か…と つぶやいてみた

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  • 7年経っても

    7年経っても 無力の男には何もできない できないことをいいことにして 自分だけじゃないとうそぶいている 7年経っても 人の悲しみは消えない 消えないどころか 淋しさはつのるばかり 7年経っても あいかわらず信じている 言葉の強さと 心の大きさと

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  • 光る君へ

      こんな人込みの中でも、僕は君をすぐに見つけ、 微笑みながら過ぎ行く君の姿に心が弾む。   こんなに深い闇の中でも、僕は君の息づかいがわかり、 甘えながら寄り添う君に心が和む。

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  • まあいいか

      もう少し、気張りたかったけれど   まあいいか   もう少し、活躍の居場所がほしかったけれど   まあいいか   どんな英雄もいつかは去りゆくもの   そんな英雄のかけらにもなれなかったけれど   まあいいか

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  • 金メダル

    俺はいつ金メダルを取るんだろう… 人生の金メダルを… 俺だけの金メダルを…

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  • 負けないで

    今までの自分から脱却し、新しくやって行こうと決意すると、いつもすぐに反動的なことが起こり、逆向きに大きく後退してしまう。それは恐ろしいくらい確実にやって来る。 悪魔が「えへへ、いくら決意しても無駄さ、ほうら、またいつもの欲望に覆われた弱々しい君さ」と言っているようだ。 …とそこへ突然、パソコンの待... 続きをみる

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  • そして大海へ

    この滝の源流が「男滝」と「女滝」とは、何と始原的だろう。 あまりにも官能的だ。 そして、激しくも聖なる流れは、実に麗しく下流に向かう。 まるで身体の奥深くへと沈潜していくかのようだ。 流れに身を任せて浮き身の姿勢で流れていく。 力を入れてはいけない。 溺れるのはごめんだ。脱抑制のフロー状態…。 後... 続きをみる

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  • 病院

      また今年もやってきた   死んでないことを確認するために   死んでないことを確認する手続きは   やけにシスティマティックだ   やさしい笑顔あり   こわい脅しあり   来年も来られるだろうか   死んでさえいなければ   この場所は好きではないが   なぜか、心やすらぐ…

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  • 何となく4首

    「今度こそ よせばいのに 宝くじ」 「イケメンと いい人いつも 金がない」 「我が稼ぎ、電光石火 妻の手に」 「マイ御殿、金はないけど 愛はある」

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  • 歯が痛い

    歯が痛い 歯が痛い   歯が超痛い!! 歯の存在感が日に日に増していく そんなに自己主張しないでよ 普段ないがしろにしているといったって いくら我慢の限界だとしても いやはや我慢の限界は私です 歯が痛い 歯が痛い 歯が超痛い!! 世界中の痛みを私が一身に請け負っている それはむごいというものです ... 続きをみる

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  • お引越し

    お引越し この慌しさ ちょっとした高揚感 だんだん出てくる疲労感 帰らぬ一方通行の日々が 重い荷物と一緒になって ずっしり心に染みわたる あの日々はどこへいってしまったなどと 詩人ぶってみても 重い荷物は軽くはならない 引越し 引越し お引越し 何ともいえぬこの響き 「え、もう終わりですか」 「い... 続きをみる

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  • もう一息

    梅の花 寒さに耐えて 夢開く

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  • 母の声

    母が他界してはや四年 時の流れの無常さとはかなさ 過去に留まることを許さない現実 持てない未来への希望 でも傍らで母が静かに笑っている そんな感覚が日増しに増殖する 形ばかりで心が伴わない親孝行 帰省の時いつも駅まで迎えに来た母 別れの時いつまでも見送り続けた母 病弱だった息子を祈り続けて救った母... 続きをみる

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  • 沙羅さんへ

    ダメ ダメ そんなに強張った顔で… 緊張感丸出しですよ… 肩の力を抜いて 顔の筋肉をほぐして 「老婆になるまでには記録達成しますよ」 「ワッハハハーーーー」と大笑い そしたら… 次の日は 大ジャンプ!! 間違いなしです

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  • 息してるよ

     「生きてるだけでまるもうけ」だって…  なんの、俺なんか…  「息してるだけでまるもうけ」だって…

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  • 成人式に後悔の束

    成人式を迎えたころ、もっと「ああしとけばよかった」という思いの数だけ 年を取った気がするなぁ…… 今、俺が成人式のころにいるなら、今の俺はないだろうなぁ…… 成人式は後悔式……

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  • オーラのある人、ない人

    「あの人、オーラあるわ…」などという 他の人と違う何かを感じる人は確かにいる そして悲しいかな、オーラを感じない人もいる、いる それは天与のものに違いなく、努力の対象ではない オーラを感じる人の物まねをしてもオーラは出てこない 出てくるのはオーラではなく「コーラ」ぐらいだ

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  • 綱を離したら…

    我が家の愛犬は散歩の途中、座り込む 生後11か月、元気盛りなのに座り込む クークー泣きながら座り込む にっちもさっちもいかなくなって 綱を離したら突然のドッグラン! 目をリンリン輝かせてドッグラン! おおおーーーーー 俺もいいかげんに離してみようか 自分で繋いだ目に見えないこの綱を…

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  • 一味違う元旦に思う

    妻に「あけましておめでとう」って、かつて言ったことあったかなぁ 午前4時、神社の焚火を見ながら詣でるなんて、かつてあったかなぁ 曇りか雨か雪か…その予報は大きく外れて快晴なり 気持ちの良い元旦の朝陽、寝正月なんて、もったいないと思う自分がいる いつもと違う新年…かもよ …というのはほんの数分前まで... 続きをみる

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  • 最初の一歩

    最初の一歩を踏み出せば、あとは何とかなる そう思い続ける日々のなか 何かに背中を押されて再び最初の一歩を志す 小さな一歩は再び波のまにまに消えていくかも

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