激しい雨 音を奏でる風 必死でこらえる木々 窓を閉めた部屋の中 寝ぼけ眼で 見守るだけの俺 いつまで傍観者でいるのか さっさと扉を開けて 風雨の中へ飛び込め
2018年6月のブログ記事
-
-
波のまにまに漂うことの難しさ ついつい力が入り溺れそうになる滑稽さ 今ここに生きることの困難さ ついつい過去や未来に向かう落ち着きのなさ でもね これを目指すしかないのよね 俺にとっては
-
冷たく浮かんでいるお月さん 孤独なのに凛としているお月さん 冷めた心に忍び入るお月さん ありがとう 元気が出てきました お月さん
-
-
おだやかな海 鳥のさえずり それで十分だ
-
雨降って地固まる 病を通して 己の弱さに感じ入る 雨降って地固まる 病を通して 人のぬくもりに感じ入る 雨降って地固まる 病を通して 死人の呼びかけに感じ入る 雨降って地固まる 覚悟を決めて這い上がる 今日は雨
-
「明日に向かって走れ」 俺の旅立ちの日に兄が送ってくれた歌 病んでいる身体を棚上げにして 兄が笑顔で送ってくれた歌 兄の命日に歌う 兄ちゃん ごめんなさい そして ありがとう 兄が旅立ちの日に送ってくれた歌 「明日に向かって走れ」
-
奇跡的に命を授かったんだもの もう少し丁寧に生きようと思う 今日もありがとう おやすみなさい
-
死んだ父と同じように酒を飲む 死んだ母と同じように強情っぱりだ 死んだ兄と同じように怒るべき時に怒れない 恐るべし遺伝子よ 悲しくもあり 自慢でもある
-
一杯の冷たい水がのどを通過する 最高に美味しいと思う こんな些細な幸せが 今日も命をつないでいく
-
-
今日も何とか生き抜いた男が 魂の奥底から絞り出した声を 稚拙な数行の中に込めたい
-
やめてくださいよ そこのお若い看護師さん お年寄りに幼児語で語りかけるのを 相手は酸いも甘いも噛み分けてきた 立派な人生の大先輩ですよ 「お年寄りには幼児語で話しかけること」 そんなマニュアルでもあるんですか? 上から目線は若さの特権ですか? やめてくださいよ
-
ここには私の10年後 20年後 30年後… そんな人たちであふれかえっている 背中を丸め 三本足で歩いている よもやま話に興じている人もいるが 概してみんな虚ろな表情だ 時の流れは否応なく過ぎていく そう遠い話でもあるまい しっかり見させてもらおう 来たるべき主役となる日のために
-
昨日も今日も明日も 同じところをぐるぐる それでもよかよかと 笑い飛ばせるかどうか 人生の極意は この一事にかかっている
-
心を入れるな 身体を入れよ 心は勝手に暴れまわる 身体の声を聴け 心の暴走には知らん顔 生きているのは身体だ
-
このままでは 未来永劫にわたって 元の木阿弥 それでいいのか 悔しさを水に流すな 思い出せ 立ちすくんで涙したあの日を 身を任せるだけでは また平坦な日々 それでいいのか ほんのひっかき傷でいい ひっかいて そこから濁りきった膿を出せ そして小さな小さな希望を 生み出せ
-
夢を 希望を ほんのわずかな光から 笑顔を 生きることはすばらしい あなたの姿は 今日も輝いている
-
イヤホンのコードはよく絡む 何度元に戻してもすぐ絡む 一生懸命解きほぐしてもまた絡む 人生みたいによく絡む
-
-
-
-
「がんばれニッポン!!」 日本中がサムライブルーを着て大応援!! 今夜も燃えるぞ!! 「がんばれニッポン!!」 ところで… これぐらい熱狂的に応援したいものが もう一つある 「がんばれ自分!!」
-
-
欲望にまみれている中でも 神を見出すことはできますか? もちろんですとも 欲望にまみれている中でこそ 神はその存在感を発揮するのですから
-
「人類みな兄弟」 誰かのために役立つ今日でありたい でも誰かは人間でなくてもいい 同じ時代 同じ生命体に生きるものすべて その誰か その何かに役立つ そんな今日でありたい
-
-
愛の反対語は無関心らしい なるほどと思う でも こうも言えるのではないか 愛の反対語は無責任
-
夢はできるだけ自分の好きなものがいい 「仕事に行くのはいやだな」では夢じゃない 夢は大きければ大きいほどいい すぐに実現できるようでは夢じゃない 大きな夢に見合う努力をすればいい 執念を見せないようでは夢じゃない 自分の夢が社会に役立つといい 人を笑顔にできないようでは夢じゃない
-
どうしようもない自分に辟易しているから どうしようもない自分を脱ぎ捨てよう かっこいいイケメンの着ぐるみを身に着けよう 今日一日 もつかな…
-
目を閉じて耳を澄ませる 大合唱が聞こえてくる 鳥のさえずり 犬の鳴き声 車の騒音 電車のガタンゴトン 人の話し声 自分の存在がかき消されていく 消えていく自分
-
天上から声が聞こえる 「あなたが明日生きているか死んでいるかの確率は…」 一呼吸おいてのたまう 「フィフティー・フィフティー(fifty-fifty)だ」 冷たく突き放したような語感が響く 「え…」 目が覚める 夢だったのか 思わず辺りを見回す どうやら生きているようだ
-
-
-
-
判定を不服として選手に殴り倒された審判員の言葉は心を打つ 「これからもバスケットボールを続けてほしい」 被害届は出さない方針らしい 何といさぎよい響きであろうか 同じ相手を気遣う発言でも これぞ正義と言わんばかりに毒を巻いていた どこかのお父さんとは何か違うんだよな
-
いやな予感がしたら その通りにいやなことが起こる だから いやな予感がしたら いい予感に切り替えよう でもね そう一筋縄にはいかないんだ だって いやな予感は心の問題ではなく 身体が感じることだから なかなか やっかいだ
-
どんな激しい大嵐も へらへら笑って じっとしていれば やがて ゆっくり通り過ぎていく いつ止むともしれぬ大嵐も 身をかがめて 貝の中に安住していれば やがて かすかな晴れ間が見えてくる 何もかもなぎ倒さんとする大嵐も その正体を受け入れ 屈すれば やがて 負けるが勝ちが見えてくる
-
「ペンは剣よりも強し」 この箴言を やたら信じたい時がある 日本に対しても 世界に対しても そして 弱音を吐きそうになる 自分に対しても
-
-
狭い日本 そんなに急いでどこへ行く かつて聞いたようなキャッチフレーズ ならば あらためて問いたい 狭い地球 そんなに争って何になる
-
「あふれんばかりの感謝」 仕事ではない 人生と思え 明日の事を煩うな 今この時だけ 笑顔だけ 一人一人に爆発的な関心を! テーマは「明日はどうでもいい」 今がよければ ご飯がうまければ それ以上の幸せはない。
-
-
-
今日と同じように 明日 目が覚めて 生きている保証などどこにもない あるのは ただひとつ なぜだか分からないけれど 今ここに 生きているということだけだ
-
-
-
どれだけ酒を飲んでも 過去は消せない 未来への憂いも変わらない どれだけ酒を飲んでも 手詰まりの現実はそのままだ 分かってはいるけれど 今夜もまた酒をあおる 分かってはいるけれど 忘れてしまいたいことを 心の奥深くに流し込む
-
-
-
-
この身が都会の雑踏を目的地に向かって小走りに ただただ走り抜けて行く この殺伐とした雑踏にも愛はある予感 でも そんなものには深入りせず ただただ 走り抜けていく 雑踏と神とのコラボレーション ただただ 走り抜けていく
-
-
ええーい どうにでもなれ・・・と なげやりになったら 意外にも道が見えてきたりして・・・ これでいいや