一味違う元旦に思う

妻に「あけましておめでとう」って、かつて言ったことあったかなぁ
午前4時、神社の焚火を見ながら詣でるなんて、かつてあったかなぁ
曇りか雨か雪か…その予報は大きく外れて快晴なり
気持ちの良い元旦の朝陽、寝正月なんて、もったいないと思う自分がいる
いつもと違う新年…かもよ
…というのはほんの数分前までの出来事でありました  
「お父さん、お風呂の掃除しといて!」といういつもの妻の声
いつもと違う新年の生命は儚いものでした
…というのはほんの数分前までのこと
風呂掃除を終えた私の背後から再び妻の声  
「ありがとう」
こりゃ、今年はやっぱり一味ちがう…かもよ