「主観を外へ放り出せ」

「主観を外へ放り出せ」マルクス・アウレリウス
 いやぁ まいったね…
 朝から強烈なご神託
 放り出すのを妨げる奴はいない
 俺以外はね…

向こうからやってくるもの

  向こうからやってくるものを
  拒まず
  両手を一杯に広げて
  しっかり抱きしめ
  味わい尽くす
  
  そして
  両手を一杯に広げて
  さらりと過去へ流す
  決して振り返らない
  その繰り返し

暑さ再び

  一時休戦していたあなたが
  より一層 力をつけて戻ってきた
  あなたの体中から発散される熱気
  その思いを十分受け止めて
  ひるまず歩むとしよう

茜色の空

   一日の終わりは
   どこか不安げな茜色の空
   憂いを含んだその表情は
   抵抗むなしく
   暗闇の中へと
   隠れ行く

「しょうがある」

  「しょうがないよ」が口癖だった
  だから しょうがないことばかり


  今日から
  「しょうがあるよ」にしよう
  「ない」から「ある」へ


  「しょうがあるよ」が口癖になった
  だから しょうがあることばかり