一国のリーダー③

  自分や妻を守るため
  彼が「身に覚えがありません」
  そうしらを切るごとに
  「身に覚えのない」人たちが
  どれだけ二枚舌を余儀なくされ
  自分自身を落とし入れたことか
  その人たちに家族があれば
  「身に覚えのない」痛みで辛かろう


  私がその立場なら
  慙愧に耐えかねて
  次も同じ椅子に座ろうなど
  思いもよらない
  
  「天網恢恢疎にして漏らさず」
  いつか天罰が本人に下るであろう
  たとえ今すぐでなくても