朝を数える

  いくつ朝を数えたら
  夢は叶うのだろう
  数えても数えても
  近づかない夢
  数えれば数えるほど
  遠ざかる夢
  朝を数えるために
  目を覚ますような現実


  それでも朝を数える
  生きてる限り数える
  数えることに夢中になり
  夢が叶っているのに
  それさえ気づかない
  そんな思いを充満させて
  いつものように朝を数える
  今日を始めよう