残土

東京五輪のための建設工事による残土を三重県などの山林に
どんどん捨てているらしい。法律上も今のところ問題はない
との報道、憤りが収まらない。何ということだ。
「東京五輪は東京だけでなく、被災地をはじめ日本あげての
祭典です!」かつて、安倍首相が高らかにのたまわった。
日本あげてという意味は、「残土をお願いしますね」という
ことだったのだ。地方再生、ふるさと創生などと口では言うが、
東京への一極集中が五輪によって加速される。そのあおりを食う
人々の存在が無視される。本当にこれでいいのだろうか。
賞味期限の切れた首相を国の顔にいただく日本国民の一人として
恥ずかしい。
怒れ!若者!!
憤れ!地方扱いされる地方の人々よ!!
スポーツの祭典、平和の祭典という美名に踊らされてはいけない。
(建国記念の日に憤懣やるかたない地方の一人より)