聖夜

  たった一人で食事
  この淋しさはどこから
  この空しさは何処へ
  帰らぬ日々を悔やみつつ
  過ぎゆく今を止める術なし
  突然聞こえてきたメロディ
  誰が奏でるかは知らねども
  明日も生きたいと思わせる
  聖夜に響く私へのギフト
  涙が頬を伝う
  冷めきった体が
  温かい旋律で満たされる
  ありがとう
  今日を終える