雑踏

  時の流れを背に受けて
  雑踏を彷徨う
  これを孤独というには
  あまりにも気恥ずかしい


  夢はなくても夢を追いかける
  それが夢だった
  流れ流れて今ここに
  夢は根こそぎ流れされり


  時の流れを背に受けて
  雑踏を彷徨う
  これでいいんだと
  ため息を呑み込む