メタクサ

今夜は、メタクサで満たされたグラスを傾けながら
古代の戦いに想いを馳せてみた。
サラミスの海戦で名を挙げたテミストクレス将軍、
三段櫂船で故郷の家族を思いながらオールを漕いだ
名もなき市民たち、知略と捨て身が奇跡を呼ぶ。
メタクサの香りがじわりと五臓六腑に染み渡る。
彼らの勇敢な心意気を我にも与えたまえ。