君
君が素敵に思えるのは
ひょっとして
君が僕にとって
最愛の人だから
ではなく
君のもつ魅力が
とてもなつかしく
故郷を感じるから
そんな気がする
君の瞳の輝き
それは
僕を母の子宮に戻し
はてしない暗闇に誘う
まぶしい原石の君は
今日も一瞬
僕を見つめてくれる
その衝撃と歓喜
それは
かつて母の子宮で
生を受ける喜びに
身をまかせていた頃を
思い出させてくれる
あと少し
君を見つめていよう
永遠に回帰するために
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